発売後9年経ったノートPCでもアダルトVRが見れるのでしょうか?
いろいろ必要でしたがやってみました。
Windows 10(64bit)以前のOSでPC用DMM VR動画プレイヤーを動かす
今回使用したノートPCのスペックです↓↓これでやってみます。
PCのモデル名 | Lenovo G580 26897BJ(2013年3月12日発売) |
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OS | Windows 8(64bit)⇒8.1へアップデート |
CPU | intel Core i5 3230M 2.6GHz |
ビデオチップ | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵。グラボ非搭載) |
専用ビデオメモリ | 32MB |
本体メモリ | 8GB |
PCでのアダルトVR視聴にはPC用のDMM VRプレイヤーが必要です。
わたしのノートPCは「Windows 8.1」ですが、PC用DMM VRプレイヤーはWindows 10(64bit)以前のOSでも大丈夫です。対処法があります。実際にやってみます。
謎のエラーコードがDMM VR動画プレイヤーに出現
OS=Windows 8.1でPC用DMM VR動画再生プレイヤーを立ち上げるとエラー「Error code:12」が表示され、操作不能になりました。
でも安心してください。このエラーの対処法がDMM公式ヘルプにあります。
PC用DMM VR動画プレイヤーのエラーコード:12を直す
どうやらエラーの解消にはソフトウェアが別途必要のようです。
※以下、FANZA公式ヘルプ「パソコンでVR動画が再生できません」より。
■エラーコード:12が表示される再生に必要なソフトウェアが不足している可能性が考えられます。Windows7/8.1で利用されている場合は、「関連性のある質問」をご確認いただきソフトウェアをインストールした後に再生をお試しください。
PC用DMM VR動画プレイヤー「エラー12」解消に必要な2つのプログラム
エラー12の解消には以下のプログラムが必要です。
- ffdshow
- Win7DSFilterTweake
いずれもDMM公式ヘルプからリンクされている無料のプログラムです。※参考FANZA公式ヘルプ「Windows7/8.1でVR動画プレイヤーを利用する方法を教えてください」。
これらのプログラムをインストールします。
ffdshow 64bitをインストール
※ffdshowは64bitをインストールします(赤枠で囲った部分)
インストール中にいくつか選択する箇所がありますが、カーソルはすべてディフォルトのまま進めました。
Win7DSFilterTweakerをインストール
※Win7DSFilterTweakerはミラー1、ミラー2のいずれかからインストールします。(画像はブラウザ翻訳により「ミラー」が「鏡」と訳されています)
Win7DSFilterTweakeのインストール時にも多少の操作が生じますが、DMM公式ヘルプのとおりにすればOKです。
具体的には、Win7DSFilterTweakeのインストール時に新規ウィンドウが立ち上がるので、
↓
3つの内から「Preferred decorders」をクリック。
↓
画面右列の64-bit decoders欄「H.264」を「ffdshow」に設定(クリック)
↓
画面下の「Apply & Close」をクリック⇒「Exit」でウィンドウを閉じて完了です。
DMM V動画プレイヤーのエラー12を解消!!
プログラムのインストールが完了し、PC用DMM VR動画プレイヤーを再度立ち上げると以下の表示が。どうやら成功です。エラーが解消されました。
あとはプレイヤーにVR動画を読ませて再生できればOKです。
DMM VRプレイヤーが動画タイトル&時間を認識!!VR再生!?
購入済みのFANZAのアダルトVR「有村のぞみVR解禁!手招きすれば即尺側ハメしてくれる僕専属ご奉仕メイド 有村のぞみ」の映像が出るかやってみます。
…と、プレイヤーに動画ファイルを読ませた瞬間からPCが不安定な状態に。かなりPCが重い状態です。明らかにPCスペックが足りてないと感じます。
ちなみにタスクマネージャーの様子です。(他プログラムも同時稼働しています)
しかしそのままPCを放置し4分45秒ほど経ったところで、プレイヤーに動画タイトルとプレイ時間が表示されました!
…もしかしたらイケるのでは!?と思い10分ほど放置しましたが、VRが映ることはありませんでした。
以下の画面のまま進まず操作もできません。ウィンドウを閉じるしかない状態です。
スペック不足もあるのでしょうが、やはりグラフィックカード非搭載では「映像自体出力されない」のでしょうか…
PC用DMM VR動画プレイヤー推薦グラフィックカード
PC用DMM VR動画プレイヤー推薦のグラフィックカード→NVIDIA GTX 1060以上のグラボです。
NVIDIA GeForce GTX 1060は2016年7月7日発表、すでに販売終了品のグラボです。
NVIDIA GTX1060には6GBと3GBがあります。フリマ、オークションサイトでの購入の場合、GB数を確認することをオススメします。※表記が「GTX1060搭載!」だけのケースも散見されるため。
グラフィックカード: GeForce GTX1060 6GBの新品価格は、約1万9千円~3万5千円台。
ショップ販売の中古の動作品は1万6千円~1万9千円ほど。
メルカリではジャンク品もふくめると5千円~といった具合です。
EXP GDCがあればノートPCでもグラボが接続できる
PC内のMini PCIeスロットを利用してグラボを接続できる「EXP GDC」なるデバイスがあります。
EXP GDC&グラボを用意すればわたしのノートPCでもアダルトVRが再生できるのではないかと。
さっそくわたしのノートPCのMini PCleスロットをチェックします。
Mini PCIeスロットにはワイヤレスカード(無線LANカード)が刺さっていました。
スロットが複数ある機種もあるようですが、わたしのはひとつのみ。EXP GDCを入れて無線をつかうにはUSB接続のWiFi子機がべつに必要です。
※追記で、Mini PCIeスロットについてです。
手持ちの東芝dynabook B45/Dもサンダーボルト端子、Express Cardは非搭載。Mini PCIeスロットは一つだけで、ワイヤレスカード(無線LANカード)が刺さってました。
2011年発売のhp pavilion dv6000はExpress Cardスロット(32,54両対応)搭載。※スロットが見辛くて恐縮です。
【EXP GDC】国内?海外?どこが安い!?
EXP GDCの入手先ですが、国内ではフリマサイト、オークションサイト、Amazonが有名です。
海外では「AliExpress」でEXP GDCを購入するのがお得です。
AliExpressとは、中国IT大手のアリババグループが運営するECサイトです。
このAliExpressをGoogle検索すると約9,850,000件の検索結果があり、関連ワードもたくさんあります。またAliExpressはWikipediaにも掲載されています。YouTubeにはAliExpressに関する動画がけっこうあります。
EXP GDC購入、AliExpressの相場は28〜30$あたり。(価格は日々変動します)
AliExpressの利用にはアカウントが必要です。アカウントがないと商品カートが使えないし、商品検索もできなくなります。
アクセスしたては商品検索できたAliExpressですが、なぜか検索できなくなり、ログイン画面が表示されるように。どうやらAliExpressアカウントが必要みたいです。
AliExpressへアカウント登録をする
AliExpressのアカウント登録をします。実際の手順をご紹介いたします。
AliExpressアカウントに必要なもの2つ↓↓
- メールアドレス
- パスワード(英数字20文字以内)
ではさっそくいきましょう。※以下の画像はすべてPC画面です。
AliExpressトップページへ行き、画面上部にあるメニュー右端の「Account」から「join(参加する、の意)」へ進みます。
「REGISTER」を選択し、用意したメールアドレスとパスワードを入力し、下の「CREATE ACCOUNT(アカウントを作成する、の意)」をクリック。
登録したメールアドレスにAliExpressから確認メールが届きます。
メールを開き、記載されている黄色い「CONFIRM MY EMAIL ADDRESS(メールアドレスを確認する、の意)」をクリック。
AliExpressに画面が切り替わり、has been verified(検証済、との意)と表示され、メールアドレス確認が完了しました。これでアカウント登録完了です。
アカウント登録が完了すると、トップページメニューの「Account」が以下のように変わります。商品検索も再度できるようになりました。
AliExpressは中国のサービスであるため、利用に際し困難があるかと思いましたが、まったくありません。日本のネットサービスのアカウント作成と流れはまったく一緒です。
↓
※メールアドレス、パスワードを用意。それらを入力し、確認メールがきたら内容確認し「確認」をクリックでOK。最初から住所・氏名などの詳細な個人情報を求められることはありませんでした。
(~の意、など文中の翻訳はGoogle翻訳を参考にしています。ご了承ください)
ということでAliExpressで「EXP GDC」を再検索です。
画面上部の赤枠「order」をクリックで「売れている順」に並び替えができます。
「EXP GDC」と検索して表示される商品はひとつではありません。人気の商品が知りたい方は「order」順にしてみましょう。
※このEXP GDCですべて完結ではありません。ほかにもグラボ本体とグラボを動かすPC用電源ユニット(PSU)が必要です。PC内蔵ディスプレイが動作しなければ外付けディスプレイも必要になります。
ちまたの成功事例も「微妙」と感じるのが本音。NVIDIA GTX1000番台を動かすのはドライバー面でけっこうキツイようです。※GTX960の成功例はWebでよくみます(PCの機種やグラボとの兼ね合いも重要みたいです)
さすがにこのノートPCにグラフィックカードを搭載するのは現実的な話ではありません。VR Readyなゲーミング系PCに買い換えるのがベターですね…
ゲーミングPC GALLERIA(ガレリア)
唐突な展開ですがPCの話題へ移ります。
VRプレイにも余裕で対応するゲーミングPC。有名なのはドスパラのガレリアです。
なにせテレビスポンサーするほどの人気度(ガレリアはテレ東深夜の有吉ぃぃeeeee!2019年8月18日回のスポンサーだったり)
※人物は修正しています。
BTOパソコンもアリ
パソコンは市販品と自作にわかれ、ゲーム用などの仕様を求めるなら自作PCがマストでした。
しかし、いまはBTOパソコンが人気です。※BTOとは「Build To Order」の略。上述のガレリアもBTOのPCです。
ゲーミングBTOパソコンは快適なゲームプレイを目指した仕様で組み上げています。
自身が求めるスペックとPC形態(スリム、ノートもあり)がカテゴリ別にまとめられているため、わかりやすく選びやすいのがBTOの特徴です。
ゲーミングPCの人気の価格帯は新品デスクトップで約10万〜25万円あたり。ノートはプラス3万円といったところ。
資金に余裕がある方やPC自作が面倒な方、PC知識が乏しい方はゲーミングBTOもよいでしょう。SNS検索すると人気機種がすぐわかりますよ。
BTOパソコンを通販で買うなら、きめ細かなカスタマイズと安さが魅力のヤマダ電機グループのFRONTIERが伸びている印象ですが、BTOの2大巨頭であるガレリアとパソコン工房のレベルインフィニティの人気も健在です。
ガレリアはカスタマイズ注文しても最短翌日発送可能。(土日祝も休まず発送対応OK)
ガレリアの中古デスクトップは安いものでギリ10万以下から。ドスパラ公式HPでも中古ガレリアを豊富に扱っています。
BTO、中古ゲーミングPCを購入するまえの注意点をいくつか
スペックの多様さと安さが魅力の中古パソコンですが、不安が少しでもあるなら手を出さないのが無難です。
中古パソコンには以下のデメリットがあるからです。
- 酷使された個体か?
- どんな使われ方をされたのか?
中古PCを求めるなら、
- 購入するショップの信頼度
- 動作確認、初期化・リカバリがしっかりされているか?
- 保証が手厚いか?
- 電源ケーブル、マウス、キーボード、リカバリーディスクetcを含めた付属品がそろっているか?
も合わせて考慮されてください。
付属品は「一部欠品」がほとんど、が現実です。初期化に至ってはどんな方法で初期化しているか?も着目してください。
中古なだけに初期不良の対応期間は「一か月」はほしいところ。ドスパラ公式から中古PCを買う場合、ドスパラ無料モバイル会員なら初期不良対応期間が3か月に延長します。
中古PCの保証内容、規約は複雑なこともあるので要確認。※中古品での初期不良保証対応は返金対応になるショップもあります。
スペックを実現しつつ費用を抑えたいなら
BTOパソコンはパーツ構成をふくめたスペック表が提示されており、それを頼りに中古パーツを拾っていくと、かなり費用を抑えられます。
BTOパソコン新品購入の注意点として、「原則キャンセル不可」であることをおぼえておいてください。
理由は「注文どおりの仕様で組んでしまうから」です。
購入者への専用カスタマイズ機になるため、キャンセルされると商品として売り辛いものになります。
そのためBTOパソコンの支払いは「銀行振込」をオススメします(銀振りなら入金確認まで制作着手しないためです)
まとめ
結論=無理でした。PC用DMM VR動画再生プレイヤーに映像が出力されません。
この機種はPC用DMM VR動画再生プレイヤーを動かすチカラがまるで足らないようです。
とにかく映像が出力されないため、さっさとPC用DMM VR動画再生プレイヤーの説明にあるスペックを用意しましょう、が結論です。※以下、PC・スマホで購入した動画をDMM VR動画プレイヤーで見る 接続・設定 - DMM.comより抜粋。
DMM VR動画プレイヤーご利用に必要なもの
Windows 10(64bit)メインメモリ16GB以上
対応グラフィックボード NVIDIA GTX 1060 以上
OSがWindows 8.1だったため、ある対処法をしてからDMM VR動画プレイヤーでVR再生を試みました。
対処法のおかげでエラーが解消し、動画タイトル&プレイ時間がDMMアプリに表示するようになったものの、肝心の映像が出力されませんでした。